社員インタビュー
INTERVIEW

女性管理職もいて、
ここでの将来の自分の活躍が
イメージできた

S.N
2011年
新卒採用
管理本部 
総務部 
業務システム課
入社を決めた理由
パチンコの裏を支える仕事に興味を抱いた

パチンコ業界に関心があり、実際に当社のカードを使って遊技をしていたことがありました。それがきっかけで「どんな会社なんだろう」と調べ始めたのが、最初の接点です。パチンコ業界では、通常は遊技機メーカーやホールが表に出るイメージが強いですが、裏方として業界を支える会社の存在を知り、興味を持ったことを覚えています。
学生時代の会社説明会で印象的だったのは、現在の上司が業務システム課について熱心に語ってくださったことです。当時の私は「業務システム課」という言葉から、専門知識が必要で自分には難しい仕事だろうと思っていました。しかし、「そんなことはない。あなたにもできるよ」と励ましてくださいました。その言葉に背中を押され、この会社の面接を受けてみようと思うようになりました。
面接が進む中で、当時の所属長が「ぜひ来てほしい」と強く言ってくださり、非常に心強く感じました。このような温かい環境でなら、やりがいを持って働けるのではないかと感じたのが当時の印象です。

入社当初は先輩社員がとても偉大に見えて普通に接するだけでも緊張していました。
しかし、実際に働き始めると、職場の雰囲気はとても穏やかで、安心して仕事に取り組める環境だと感じています。また、女性社員が意見をしっかり発信できる環境が整っており、育休から復帰して子育てをしながら働く方も多いことから、「この会社なら両立できる」という安心感を持てました。実際に私も1年半の育休を取得しました。保育園への送り迎えや突然の呼び出しで周囲に迷惑をかけてしまうのではないかというプレッシャーがありました。しかし、上司や同僚が理解を示して快くサポートしてくれる体制が整っており、大変助けられています。
私の同期も、今も多くの人がこの会社で働き続けています。
長く在籍しているということは、それだけ皆が会社の居心地の良さを実感している証なのではないかと思います。結局のところ、この会社で働き続けられる理由は、温かい人間関係と充実したサポート体制にあるのだと感じています。

仕事のやりがい
基幹システムを通して会社の根幹を支え、利用部門の業務の効率化を実現する

業務システム課の仕事内容は、大きく二つの業務に分かれます。
一つ目は、会社のパソコンやサーバー、ネットワークといったインフラ環境を管理する「インフラ管理」の業務。
二つ目は、物流管理、販売在庫管理、債権債務の管理、請求書発行、会計管理などを行う「基幹システム管理」の業務で、私はこの基幹システム管理を担当しています。

日々の業務では、基幹システムの利用部門からの問い合わせ対応や、社内業務の効率化を支援するため、資料作成やデータ提供を行っています。たとえば、「1年間で特定の機械がどれくらい導入されたか」といったデータ抽出を依頼されることがあり、その際には基幹システムから必要なデータを抽出し、分かりやすい形式で提供します。利用部門の方が資料作成にかかる手間を省き、基幹システムを通して会社の根幹を支え、利用部門の業務の効率化を実現することが私の役割です。

基幹システムにはカード管理、機器購買、工事管理といった業務ごとにサブシステムがあり、それぞれの業務部門と密に連携しながら対応しています。
私はこの業務を通じて効率化やコスト削減、利益向上に貢献できることにやりがいを感じています。また、保守業務を通じて困っている社員を支援し、感謝の言葉をいただけると、大変嬉しく、励みになります。

仕事で一番大変だと感じるのは、人と人との調整です。私たちは、システムを利用する社内ユーザーと、開発や保守を担当するベンダーの間に立って調整を行っています。しかし、双方の意思疎通がうまくいかない場面もあり、その間に入って調整するのは簡単ではありません。それでも、経験を積む中で、コミュニケーションの重要性や信頼関係の築き方を学び、少しずつ対応力が身についてきたと感じています。

今後の目標
長期的なコスト削減に貢献し、将来は管理職を目指す

現在のシステム運用では、保守ベンダーに依存している部分が多く、何か問題が起きたときにはベンダーに調査や対応を依頼する必要があります。この状況から脱却し、より自律的な運用を目指したいと考えています。次期システムでは、内製化を進め、自分たちの力で問題を解決し、プログラムを開発できる体制を構築することを目標にしています。

そのためには、開発ツールの習得が必要で、現在はその学習に力を入れています。特に、ローコード開発ツールを活用することで、専門的なプログラミングスキルがなくても、より多くのメンバーが開発に携われる環境を整えようとしています。このツールを習得することで、運用効率の向上に加え、長期的なコスト削減も実現できると期待しています。

また、一担当としての視点にとどまらず、全体を俯瞰して仕事を進めることを目指しています。これからは、チーム全員で学びながら、新しいシステムの開発を進めていく予定です。

最近、会社として女性の活躍を後押しする姿勢が見られ、女性管理職の割合が徐々に増えている印象です。私自身も、将来的には管理職を目指したいと考えています。そのために、ITスキルや業務知識を高め、成果を上げるとともに、リーダーシップを発揮できるよう努めていきたいと思います。また、女性が活躍しやすい環境づくりにも貢献できるよう、積極的に行動していきたいです。

1日の仕事の流れ
  • 09:20
    出社後、メール・スケジュールチェック

    時短勤務をしているので、子供を幼稚園に送ってから出社します。

  • 09:45
    データ整合性チェック

    内製で作成したチェックツールを利用して、現行基幹システム内部のデータや会計システムとの整合性をチェックします。

  • 10:15
    問い合わせ対応、資料確認

    現行システムの問い合わせ対応や改修資料の確認を行います。障害が発生することもあるので突発的な対応もあります。

  • 11:45
    昼食

    仲良しメンバーでカフェスペースに集まって、お昼休憩をとります!たまに外で贅沢ランチもしています♪

  • 12:45
    打合せ準備

  • 13:00
    次期基幹システム開発打合せ

    社内メンバーや外部ベンダーと機能や仕様を詰めていく打ち合わせを行います。

  • 16:00
    次期基幹システム事務作業

    打合せ内容をもとに発生する事務作業(資料作成や議事録の確認等)を行います。

  • 17:00
    退社

    退社後は子供のお迎えに直行します!

課長・S
上司・先輩から見る「S.N」

笑顔を絶やさず、コミュニケーション能力も高いため、部署のムードメーカーであり、他部署の社員からの信頼も勝ち取っていると思います。入社してからは、主に決済会計系の保守に携わっていたため、複雑な計算結果の確認や検証を進んで実施していました。当初は理解するのは大変そうでしたが、現在は自ら問題を検出し、保守会社とのやり取りを実施しています。 ここ数年は、決済会計系以外の業務にも挑戦していますが、なかなか大変そうです。しかしながら、わからないことは素直に有識者に耳を傾け、自ら学ぼうとする姿勢があるため、まだまだ成長してくれると期待しています。今後の会社の成長のために必要な人材だと確信しています。